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新規就農を支える地域の実践
〜地域農業を担う人材の育成〜


 

   
  • この本は、いわゆる新規就農をめざす人のハウツー本ではない。農林中金総合研究所からの受託をもとに農村金融研究会が実施した「新規就農経営体の課題と金融に関する調査」をベースに編んだもので、新規就農支援のあり方に焦点を当てている。新規就農といっても主として農外からの新規就農であり、彼らが直面する問題に、行政や農協、関係団体等がどのような支援対応を行っているのか、新規就農者がどのような支援や対応を望んでいるのかを明らかにしようとしたものである。もちろん、新規就農を目指す人々にとっても、農村という地域社会の中での新規就農者の位置づけやそこで期待されている役割など、実際に新規参入した人の貴重な情報が多く含まれていて参考になる。


  • この本のベースになった調査で明らかになったのは、それぞれの地域の新規就農支援の目的や方策が多様で、それはその地域の実情が反映されていることである。農産物の名が通った主産地にあっては、産地維持のためにも担い手の育成が急務であり、中山間地域では主たる産業の農業を維持すると同時に地域の存続のためにも担い手が不可欠である。農業従事者の高齢化や後継者の減少という全国に共通する環境下にあって、そうした地域が抱える課題克服の希望の星として新規就農が挙げられ、支援に注力する姿がみられる。
 
  • 全般に新規就農者の数は年を重ねて漸増している。地域の中で点の存在から面へと展開し一定層を形成して、若手農業者の過半を新規参入者が占める地域まで現れてきた。これからの地域社会とそこでの農業を展望するうえで新規就農者は欠かすことのできない存在になりつつある。この本は、新規就農者の支援にあたって行政や農協、農業法人等が、どのように役割を分担し、また連携することで一定の成果を上げつつあるかを分析し、新規就農支援の継続的な方向性を提示している。地域農業発展の一助となれば幸いである。