大分県下郷農協を訪問

大分県下郷農協を訪問しました。

下郷農協は『消費者と提携し地域農業を守る』を経営理念とし、産直によって安心・安全な食べ物を消費者に提供している農協です。

詳しくは当会のホームページに掲載しているレポート『『消費者と提携し地域農業を守る~大分県下郷農協の取組み~』を参照してください。

熱っぽく、しかも、理路整然と下郷農協の取組みについて語る矢崎組合長

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産直に取り組むきっかけとなったのは、1952年に長野県から集団で入植し酪農を始めた若者たちです。

農協は彼らの生産する牛乳の販売を支援するために小さな牛乳プラントを作りました。

現在の牛乳加工場と乳製品です。

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その後、産直の輪が広がり、今では取り扱っている農畜産品は180種、230品目に及んでいます。

IMG_0352 産直の配送車

IMG_0348 惣菜工場

IMG_0354  鶏肉加工場

これらの加工場は地域の雇用の場になっています。

 

消費者に届ける野菜は「有機野菜生産出荷組合」のメンバーが栽培しています。

出荷組合の組合長を務める山本利江子さんと畑です。

お嫁さんと二人で60aの畑で、年間約40種類の野菜を有機栽培しています。

訪問した日の朝には、ネギ、ピーマン、ナス、オクラ、小松菜、ミズナを農協に出荷しました。

下郷農協では委託販売ではなく、買取り販売を行っており、販売の責任とリスクは農協が負います。

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矢崎組合長は、地域で人が暮らしていくには最低限必要なインフラがある。

それは、仕事(雇用の場)であり、病院であり、買い物をする場であり、小学校であるという。

小学校は、子供たちが通学する姿を見て、地域のお年寄りは元気をもらうのだという。

農協はこれらの地域インフラを確保するために奮闘している。

高齢者の買い物の便を図るために購買店舗を運営している。

IMG_0325 購買店舗 『ふれあいの店』

下郷農協では組合員の要望を受けて平成元年に診療所を開設しました。

単位農協が開設した診療所としては全国で6番目です。

IMG_0342 診療所 IMG_0344 診療所の車

下郷農協は移住者を受け入れてきた。農協の7つの生産組合のうち4組合の代表者は移住者であり、彼らはこの土地にしっかりと根を下ろしている。

ここ2,3年でも10組22名の若者が下郷での生活を開始している。

最近は農業をするためだけでなく、下郷という地域にあこがれ、下郷で生活したいという目的で移住する者も少なくないという。

先輩の移住者がそうであったように、彼らも将来の地域農業の担い手として、また、地域の生活を支えるキーマンとして活躍することを農協は期待し、また、支援も行っている。

IMG_0333 移住者が経営するレストラン 『亜細亜食堂 cago(カゴ)』

IMG_0383 若い移住者が指導を受けながら、稲刈りのオペレーターを行っているところ

下郷は山間の地域です。冬は雪も積もるとのこと。

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以上(鈴木)

 

 

 

 

 

 

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